どんな準備をするの?終活と葬儀ジョーク
17日のテレビ番組で、芸人の出川哲郎さんとデヴィ夫人による「終活」が取り上げられていました。
内容は御歳78歳を迎えたデヴィ夫人の終活とお葬式の予行演習を行ったもので、
中には高級棺(数十万する物)も出てきたり、アプリを利用したお墓参り等、最近の葬儀事情に少し触れる事が出来るような物でした。
終活って?
近年でよく使われている言葉ですね。
wikiによれば
「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるに当たって執る様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
とあります。
難しい言葉を並べていますが、生きている間に亡くなった後の準備をしておこうという物ですね。
遺産相続の問題はもちろん、自分が行いたいお葬式の方法等も終活に含まれます。
もちろん「終活」という言葉が世に出る前にも相続は遺言で取り決められたり、
希望のお葬式の方法も話しが無かった訳ではありません。
しかし正式な遺言は法的効力があるのに対し、お葬式は残された人が決めるのが殆どです。
加えて周りからは当人に向かって言えない物でもありますので、「生きている内に」と考えておくのは大事なのではないでしょうか。
「終活」に関しては悪い面もあります。
お葬式関連だけなら、営利目的になりやすく、出来もしない予約(例えば地方なら公営の火葬場しかなく、希望の時間を確実に取ることは難しい等)を称し、前金を取るケースも無いわけではありません。
中には事前にお墓や墓地で、お金を支払ったにも関わらず会社が倒産し、「お金が返ってこなくなってしまった」という事例に発展した事もあるそうです。
お葬式に関していくつか記事を書きましたが、結局は人柄が重要ではないかと思っています。
mocaskabu.hatenablog.comしかし直ぐには分からないので何度か話したり、複数の会社と比較する事も大事ではないでしょうか。付け加えるなら比較する時も金額だけではなく、内容の違いも触れても良いと思います。(セット販売は各社によって違う為)
不謹慎?閲覧注意の葬儀ジョーク
※ここから先は人によっては不謹慎と思われるかもしれません。
閲覧は注意をお願いします。
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お葬式というと暗いイメージがありますが、意外とそこにまつわるジョークもあります。そんな話をいくつか。
さて最初のデヴィ夫人の「終活」に戻りますが、番組の中では棺への入棺体験というのを行っていました。
私自身も過去に葬儀関係でお仕事をしていた事もあるので、新人の頃は先輩方から「棺の中に入って見るか?」と言われる事がありました。
以外と棺の中は広く、薄い物ではありますが、お布団も敷かれているので短い時間であれば苦にはならない物です。
棺から出ると決まって言われます。「死んだように寝れそうだろ?」
今は少なくなりましたが、自宅でお葬式を行う事も多くありました。
当然夏は暑いのですが、身軽な服装で。という訳にはいきません。
お葬式が終わって落ち着いたら会社に戻って冷たい物を飲むのですが、何人かは
「生き返る」なんて口にします。
残りは綾小路きみまろさんのお話でも有名な物を。
人が亡くなると体温も下がり、遺体保存でドライアイスを使うともっと冷たくなってしまう訳です。
「こんなに冷たくなっちゃって・・・この後熱くなるからね」
定年退職を迎えると趣味や旅行に生きがいを持ってくる人も多くいます。
「あれもしたい、これもしたいって・・・とうとう死体になっちゃったね」
葬儀ジョークいかがだったでしょうか?
人が亡くなるというのは当然明るい話題ではありませんが、お通夜等で賑やかに振舞い、亡くなった人が寂しがらないようにとする地域も多かったりします。
(もちろんそれ処ではない場合もありますが・・・)
辛い中でも生きようとする人の昔ながらの考えかもしれませんね。
また改めて今回の記事で、ご気分を害された方がいれば先にお詫び申し上げます。