初めての投資とエトセトラ

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日大アメフト問題と経営者の名言 本田技研工業、本田宗一郎に学ぶ

今尚メディアでは日大のアメフト問題が取り上げられています。

前監督やコーチ、果ては司会者の事も取り上げられ、落ち着かない様子です。

 

こうした会見に対し、成功かどうかを私自身が判断出来るような人間でも無いのですが、概ね報道やネットでは批判意見に溢れています。
記憶にも新しい神戸製鋼の改ざんであったり、不祥事後の対応と言うのは後手に回れば回る程傷口が広がる傾向にあります。

 

 

 

本田宗一郎。ホンダ技研工業の創業者であり技術者。

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日本の自動車産業は世界でも有数で「トヨタ自動車」を始め様々な自動車会社が活躍していますが、その中の一つに「ホンダ技研工業」があります。

古くからホンダのファンの方であればF1のホンダエンジンの開発であったり、現在においても「ステップワゴン」や「アコード」、「ヴェゼル」等の車が有名です。

そのホンダ技研工業の創業者の一人がこの本田宗一郎氏である訳ですが、技術者としても活躍されており、ツナギ(作業服)で皇居へ出席しようとしたエピソードも残っている程です。

 

「失敗は成功のもと」なのか

そんな本田宗一郎氏ですが、ご自身は「成功は99%の失敗に支えられた1%だ」という話しが残っています。技術の開発には失敗はつきものですが著書の中でこうも語っていました。

 

「失敗は成功のもと」という例えがあるが、ほんとうに失敗を成功のもとにする人は何人あるか。

これは正しい理論を用いて反省する人にのみ与えられたる権利だと思う。

 

人間はおろか、まだAIですら完璧とは言えない状態です。

今のところ「失敗を成功に変える」のは生き物の特権かもしれません。人間に限らずですが環境に対応、進化をしてきました。

それでも失敗したことを理解出来てなければ、同じ過ちの繰り返しとなり、成功へ繋げる事とは難しくなります

 

若者のエネルギーは進歩の原動力

話がアメフトに戻るのですが、日大側の会見より前に加害者とされている学生の会見が先にありました。

この為どうしても組織である側が後手に回った感が否めなくなっています。

本田宗一郎氏は

 

世の中で一番すばらしい物は若者のエネルギーだよ。こりゃあ進歩の原動力だ。

 

若い人たちは社会の変化に合わせれるが、歳を取るとそうはいかない。

そうした人に限って「今の若者は」と批判をし、ともすれば伸びる芽を摘んでしまう事を続けています。

 

今回の問題で監督側が昔自分たちの時代ではラフプレーが当たり前であったと話していたと一部報道ではありました。

報道の全てを鵜呑みにするのもナンセンスかもしれませんが、事実であればこれほどネットが普及した現代社会への変化に合わせれていないと言わざるを得ないのではないでしょうか。

終わりに

競技は違いラグビーの話になりますが、昔「スクールウォーズ」というドラマがありました。今でもテーマ曲等はバラエティ番組でも使われています。

このドラマでは熱血先生が不良生徒を動かす事実を元にしたお話でしたが、今日では生徒が先生(指導者)を動かす側となりました。

 

私自身も年を重ね、もう若いとは言えなくなっていますが、「失敗を反省出来ているのか」「若い芽を摘んではいないのか」と自戒をもって日々過ごしたい限りです。

 

 

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