初めての投資とエトセトラ

投資初心者の足跡を記録していくはずのフリースタイルブログに^^

こんな世の中だから落語を聞いてみよう。

7月2日落語家の桂歌丸さんがお亡くなりになりました。

81歳だったそうですが、テレビで活躍されている方というのは、ついこの間までお元気な姿を見せてくれて、本当にお若く見えてしまうイメージがあったりします。

笑点の印象が強く、言葉で笑わせれる事を身近にしてくださった方でした。

ご冥福をお祈りします。

 

 

一節が特に有名な「寿限無

f:id:mocatatou:20180703002316p:plain

 

一般的に落語で有名な物は「寿限無(じゅげむ)」でしょうか。

NHKの番組「にほんごであそぼ」でも使用され一躍有名になった物です。

 

寿限無(じゅげむ) 寿限無(じゅげむ) 五劫(ごこう)のすりきれ 

海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ)雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ)

食(く)う寝(ね)るところに住(す)むところ やぶらこうじの ぶらこうじ 

パイポ パイポ パイポシューリンガン シューリンガングーリンダイ グーリンダイポンポコピーのポンポコナの 長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ)」

 

この一節が有名ですね。

寿限無を聞いた事がある人ならわかるのですが、実はこの文章名前なんです。

 

お話しの中では子供に恵まれた夫婦が名前を決める際、上の長い一節の中から「好きな物を選ぶ」というようになっていましたが、結局全部つけてしまってそこから落ちに持っていく物です。

 

www.youtube.com

 

歌丸さんが得意としていた「つる」

こちらの落語は掛け合いといいますか、歌丸さんが上手く話されています。

たまたま見た掛け軸の鶴。昔「首長鳥」と言われていた所からなぜ「鶴」と呼ばれるようになったのかをご隠居に聞いた主人公が、披露しようとするも失敗。

その姿が実にユーモラスです。

 

www.youtube.com

 

個人的に勧めたい「時そば

こちらも有名な落語。

そば屋の屋台で先のお客さんが勘定を上手くごまかしているのを見つけた主人公が、同じ手段を別のそば屋で試してみるも・・・

 

上の二つに比べると少し長めの時間ですが、最初に見たとき随分笑わせてもらいました。

www.youtube.com

終わりに。

私も普段熱心に落語を聞く人間ではないのですが、意外と身近に感じれる物も多いのではないでしょうか。

 

現代は他人を「いじる」事に慣れてしまって、ついそれで笑いを取ろうとしてしまう嫌いがあります。

落語の中のお話しもどこかしら抜けた主人公を滑稽に話していますが、そこになんとなく愛嬌だったり、ユーモアも見えてくる気がするのです。

日常を忙しく過ごしているとつい忘れがちな洒落っ気も、楽しく生きる為に備えていきたい物です。