今週のお題「ゲームの思い出」ファミコンの迷作で打線を組んでみた
おはようございます。
今週のお題「ゲームの思い出」という事ですが、今年はファミリーコンピューターが発売して35周年なんですね。
35年という月日はドットのシンプルな絵であったゲームが、今や映画のようにリアルなCGを駆使するようになりました。
私は古いゲームにも親しんできた人間ですので、そうしたドット絵も好きだったりします。
ファミコン時代は難しいゲームが多く、幼い頃どう頑張ってもクリアできない物がほとんどだったりしましたが、当時弟が諦めずプレイする姿をみて、つい意地になって頑張ったりもしてました(^^;
今回はそんな愛すべきレトロゲームの中で印象に残っている迷作をこの時期の高校野球の様にベストナイン(個人的な)でご紹介したいと思います。
もっと沢山のゲームがありますが、一応私がプレイした物に限定しています。
2(中)頭脳戦艦ガル
3(右)いっき
4(三)元祖西遊記スーパーモンキー
5(遊)スぺランカー
6(二)アトランチスの謎
7(一)ボンバーキング
8(捕)アイギーナの予言
9(投)アルテリオス
有名な物も多いので案外知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では改めて一つずつ紹介していきます!
トランスフォーマー コンボイの謎
現在は「トランスフォーマー」というと迫力のあるCGをふんだんに使った映画を思い出します。
こちらは当時のアニメを元に作られたゲームの様ですね。
当然ファミコンでのソフトですので、美麗なCGという訳ではいきません。
横スクロールの所謂マリオのようなアクションゲームですが、特筆すべきはその難しさ!敵側の飛び道具がドットで表現されており、見えない事すらありました。
ゲーム開始時の強烈なフラッシュも時代と共に話題になりました。閲覧注意!
私はクリアできませんでした(^^;
頭脳戦艦ガル
知らない人からしてみればタイトルだけでは何のゲームかわからない作品です。
ではパッケージの絵を見てみましょう。
左上に大きく「RPG」の文字が!
本作はなんとあの「ドラゴンクエスト」より先に発売されたRPGだったのです!
実際のプレイ画面をyoutubeで検索すると・・・
おわかりいただけたでしょうか
「頭脳戦艦ガル」は難易度の高いシューティングゲームだったのです。
ロールプレイは役割演技ですので間違いではないですね。(多分)
こちらもクリアは出来ませんでした・・・
いっき
このゲームは知っている方も多いのではないでしょうか?
画面内にある小判を集めていくとクリアになるアクションゲームなのですが、農民一揆がテーマの珍しい作品。
特徴的だったのが、通常攻撃に使うのが鎌を投げて敵キャラクターをやっつけるのですが、マップに落ちているアイテムの「竹槍」を取ると、攻撃範囲が一気に狭くなりむしろピンチになってしまうシステムだったのです!(スピードや得点が上がるメリットはあるけれど・・・)
通常アクションゲームのアイテムというとマリオの様にパワーアップする物ですが、その常識を覆す物でした。
BGMアレンジがあって思ってた以上にカッコよかった・・・ (*^○^*)
延々とループしていくのでクリア不可能のゲームです。
元祖西遊記スーパーモンキー
タイトル通り西遊記をモチーフにしたゲーム。
一応RPGと言っても良いと思います。
スタート直後にマップに放り出されているといっても過言ではなく、どこへ行けばよいのかわかりません。(>_<)
西遊記ですので天竺に向かうのでしょうが・・・
残念な事にヒントも少なく、小さいころにプレイした方なら攻略は難しかったのではないでしょうか。
当然私もクリア出来ませんでした。
スぺランカー
レトロゲーマーなら知らない人はいない名作「スぺランカー」
最大の特徴はとにかく主人公がすぐにやられてしまうという物。
通常アクションゲームというと、身軽な主人公がマップを所狭しと駆け巡るもの。
洞窟探検のゲームである「スぺランカー」を同じイメージでプレイするとその弱さに驚きます。
わずかな操作ミスが段差から足を踏み外す事になり即、残機を失ってしまいます。
あまりにすぐゲームオーバーになるので、オープニングタイトルでBGMに合わせてボタンを押すと無敵になるというウソが流行するほどでした。
余談ですが、スぺランカーの続編はすぐやられない為、かえって面白くなかったという嘘か本当かわからない事も言われていましたので、「すぐやられる」というのは実は絶妙な難易度かもしれません。
もちろんクリア出来ませんでした。
アトランチスの謎
アトランティスと言われると海に沈んでしまった謎の大陸をイメージしてしまいますが、ゲーム内での「アトランチス」は100面にも渡る広大なステージをクリアしていく難解なゲームでした。
当時そんなゲームと知らずプレイした私は最初の画面で残機が7つもあるなんて嬉しい!とぬか喜びをしていました。
それまでのアクションゲームは2~3機程度でしたので、一回のプレイで沢山遊べると喜んでいましたが、難易度を知る事となり、無残にも散っていきました。
当然の如くクリアできませんでした。けど上手い人はクリアできるんですよね。
ボンバーキング
「ボンバーマン」は知っている人の多い名作ですが、こちらの「ボンバーキング」は同じメーカー(ハドソン)から発売されたゲーム。
ボンバーマンは攻撃方法が爆弾しかありませんが、ボンバーキングは他にビームを出すという攻撃がありました。
幼いころこれで遊んでいた私はすごい!と喜んでいました。
他にアイテムを手に入れて、攻略に役立てたり、攻撃に使ったりと工夫を要求される事がありました。が、難易度の高いゲームであえなく惨敗。クリアできませんでした。
グラフィックも雰囲気ありませんか?
当時としては面白い試みでテーマ曲のカラオケモードがあったり、ユニークなゲームではあります。
アイギーナの予言
このあたりのタイトルはあまり知らない人も多いかもしれません。
このゲームはアクションゲームですが、謎解き要素があったりしました。
ただこの時期のゲームはヒントも少なく、難易度の上昇に拍車をかける物となりもちろん私はクリアできませんでした。
でもこのゲーム楽しかったんです。
ファミコンのゲームはセーブができない物が多く、パスワードを入力していきます。
この「アイギーナの予言」もパスワードを入力して続きを遊べるようになっているのですが、
何度も間違えると画面のおじいさんが火を吹きパスワードを受け付けなくなってしまう(リセットで治る(^^;)という遊びを入れていました。
これが見たくてゲームは進めず遊ぶ事もあるほど当時は面白かったのです。
アルテリオス
これまでの作品に比べると少し本格的な作品にあたる「アルテリオス」。
RPGなのですが、システムが独特で戦闘は「シューティングゲーム」という本作。
SFっぽい世界観と相まって雰囲気はあるのですが、バランス調整がうまくいっていないのか、難易度が高い(>_<)
実はこのゲームクリアした事があるんです(弟が)
難易度が高いゲームですがRPGというのが幸いしてレベル上げでどうにかなったそうです。
ゲーム内のボスが悪の帝王「サーべラー」というキャラなのですが、何度も戦っているうちにセリフが変わっていくという妙に凝った仕組み。
その姿を私は見た事があり、最終的に「もういいかげんにしてくれ・・・」と弱音を吐かれる始末。
ラスボスなのにどこか愛嬌ないですか?
終わりに。
今回有名なタイトルは避け、どちらかというと「そんなゲームもあったね」という物ばかりを集めてみました。
迷作と書いていますが、当時は本当に楽しかったゲームでもあります。
最近はミニファミコンでジャンプ記念版が出たりと賑やかになっていますが、こうしたコアなゲームを集めたミニファミコンがあっても案外売れるかもなんて勝手に思ったりもしています (*^○^*)