野球音楽に関する秘密。あの球団とあの球団は・・・
おはようございます。
連日暑い日が続いておりますが、体調を崩されていませんでしょうか?
前回ファミコンの打線を勝手に組んだのですが、
現在は高校野球地区予選真っ只中。
猛暑の中懸命にプレイする選手に感銘を受ける事も多々あります。
また応援に出られる吹奏楽の皆さまも楽器も熱くなる中ですので、本当に大変ではないでしょうか。
今回はそんな野球に関する音楽のお話しを書いていきます。
高校野球といえばこの曲。
高校野球のイメージソングはしばしば違いますが、大会歌として使用されている、
「栄冠は君に輝く」という曲です。
暑い時期になるとテレビCM等でよくかかる為、耳にした事のある方も多いと思います。
1948年に発表された曲だそうで、歴史を感じますね。
全国高等学校野球選手権が始まったのが1915年だったとの事でこれは第一次世界大戦が続いていた年でもあります。
この時に生まれた子供が生きていれば現在「102~3歳」!という事になります。
当然この大会に参加した選手や応援した方がいらっしゃればもっと年上になりますね。
一年一年過ぎていきますが、誰しも若い時期があった事も足跡は残してくれています。
甲子園のチームといえばこの曲。
高校野球を舞台にしている甲子園。
プロ野球でその甲子園をホームにしているのは「阪神タイガース」ですが、有名な応援歌があります。
1935年に発表された曲で「栄冠は君に輝く」より先の発表で、現存する12球団の球団歌の中でも一番古い曲となっています。
当時は「大阪タイガース」だった為、歌詞も若干違ったり。
メロディーも変えながら歌い継がれている曲ですね。
余談ですが、阪神タイガースの2軍は一時「ジャガース」だった時期もあったそうです。
プロ野球最古のチームといえばこの曲。
同じような時となりますが、プロ野球でもっとも歴史のある球団といえば、「読売ジャイアンツ」。
所謂「巨人軍」となりますが、その応援歌といえば、
「闘魂込めて」という曲です。こちらも正式には「巨人軍の歌」だそうです。
ジャイアンツも歴史があり、応援歌もこの「闘魂込めて」は3代目。
この為、発表は1962年と上の2曲と比べると少し新しめの曲ですね。
読売新聞の社長、正力松太郎氏が阪神電鉄に呼びかけたことが職業野球、プロ野球の始まりとされています。
実はどの曲も。
実はどの曲も作曲が同じ方なんです。
古関裕而氏と言われる方で、この他にもNHKのスポーツ中継のオープニングに流れる「スポーツショー行進曲」や
あの「モスラの歌」まで
毛色が違いますが、同じ方が作られた曲です。
古関氏自身は阪神ファンでも巨人ファンでもなかったそうです。
私自身もそうだったのですが、お仕事で一般的には「政治」、「宗教」と「プロ野球」の話はよろしくないといわれていました。
それほど違う考えを持っている人が多いという事ですね。
今も野球人気は根強いですが、昔ほどいがみ合っている(?)印象は少ない気がします。
知り合いの野球ファン同士が応援するチームは違っていても案外仲良く話している姿も見るので、共通の趣味の感覚になっているのかもしれませんね。