初めての投資とエトセトラ

投資初心者の足跡を記録していくはずのフリースタイルブログに^^

企業不祥事に感じる事。日本は隠ぺい体質が続いてしまうのか。

おはようございます。

北海道地震の被害が大きく、報道でも凄まじさが伺えます。

私が読者登録させて頂いているブログでも、北海道に住まわれている方がいらっしゃるので、余震等もありますのでどうかご無事でありますように。

 

 

またしても企業不祥事。パワハラが生み出すリスク。

昨日の報道で不動産関連のサービス「TATERU」不正融資問題がでてきました。

biz-journal.jp

上の記事にも書かれていますが、記憶に新しい「スルガ銀行」とシェアハウス「かぼちゃの馬車」に続いた不正融資問題。

スルガ銀行では「数字ができないならビルから飛び降りろ」といった発言も飛び出すパワハラも問題視されています。

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上層部からの圧力はかつて「東芝」の不正会計の問題でも出てきました。

diamond.jp

今回の「TATERU」や「西京銀行」にこうしたパワハラがあったかどうかはわかりませんが、いまだにこうした体制から抜け出せない企業というのは多いではないでしょうか。

結局は行きつくところが不祥事になってしまい、より大きなリスクに直面してしまう。

技術が発達しても、人間の本質は中々変えられない物かと思ってしまいます。

 

個人的にも影響が・・・

さて「TATERU」ですが、私も運用している「ひふみプラス」にも組み入れされています。

 

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※画像はレオスキャピタルワークス公式ページより。

 

9番目に「TATERU」が入っています。この影響も大きいのか「ひふみプラス」も値下げが続いていました。

今回の問題でもひふみの苦難が続きそうです。

 

結局日本では不正を隠そうとしてしまうのか。

話が戻りまして、最近では「日産」や「スバル」、「神戸製鋼」といった有名企業の不祥事も相次いでいました。

いずれも不正が大きくなってから明るみに出てきて、より大きな問題となってしまう。こうしたことが続いています。

 

我々が働いていても、問題提起に理解を示してくれない組織であったり、いじめ等大事になってから発覚する学校教育であったり、もちろん全てではありませんが、日本は問題があると「臭いものにふたをする」体質が多いのかもしれません。

 

随分前の話ですが、アメリカ、マクドナルドのドライブスルーでコーヒーをこぼして裁判になったというニュースがありました。

マクドナルド・コーヒー事件 - Wikipedia

日本では中々考えられない事案ですよね。

当時私はこんな面倒な事が起きるなんて、アメリカはなんておかしな国だろう。日本でよかった。と思っていました。(日本で良かったというのは今も思ってますよ(^^;)

 

しかし今になって思えば、こうしたお国柄や考えは問題があった時に「膿を出す」体質にもなっているのかもしれないと考えるようになりました。

 

アメリカでも上のマクドナルド・コーヒー事件等は賛否両論あるでしょうし、「エンロン」のような大きな企業不祥事もあります。

www.ifinance.ne.jp

なので、必ずしも全てアメリカが良いかと言われると違いますし、我々が直面しないだけで問題点だって多いはずです。

 

現代はインターネットが普及したおかげで、個人でも簡単に情報を発信できるようになりました。

不正というのは隠し通す事はどんどん出来なくなっていっています。

 

パワハラに関しても昔であれば、頑張れば企業も発展し働く側にメリットもあったのかもしれません。

しかし少子高齢化、多様化の進む中で、より利益を上げる事は難しくなるかもしれません。

そんな中で内側へ圧力をかけた所でもたかが知れているでしょう。

最悪、パワハラを受けた側は自ら命を絶ってしまったり、なんらかの精神疾患を抱える事だって考えられます。

企業側も裁判になればイメージダウンや、賠償等のリスクだって背負うのです。

 

私もまだ現役世代になりますが、次の世代がこうした問題に悩まなくても良いように、考え、働いていきたいものです。