小学生でも腰が痛い?腰痛を考える
昨日のテレビで現在小学生の腰痛が社会問題であるとして取り上げられていました。
ランドセルの形状や重量の増加だったりと、様々な要因があるようです。
私が小さい頃にも腰痛はありましたが、成長痛やスポーツによる物が殆どだったように思います。
あれから時代も変わりましたが改めて腰痛について調べてみました。
腰痛症状を感じている人は女性の方が多いようです。
腰痛の病気って?
腰痛を意識すれば整形病院等で受診をし、医師の診断を仰ぎます。
代表的な病気はどういうものがあるのでしょうか。
椎間板ヘルニア
よく「ヘルニア」という言葉を聞きますが今回は腰椎椎間板ヘルニア。
本来ヘルニアは体内の臓器が元来あるべき部位から突出した状態の事。
腰の骨の椎間板が飛び出した物が腰椎椎間板ヘルニアとなるそうです。
椎間板ヘルニアのイラスト。なんでもあるいらすとや
通常思い物を持つ、長時間座っている等で腰の負担が大きい生活をしている人がなりやすいそうですが、遺伝や喫煙の有無も影響があるようです。
一般には腰を前に曲げた時に痛みが強くなり、足腰に響くような痛みがでるそうです。
安静時でも痛みがでる事があり、状態によっては手術が必要だったりします。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
もう一つ多い腰痛の原因が脊柱管狭窄症と呼ばれる物。
こちらは加齢によって引き起こされる事が多い病気で、神経の通り道(管)が年齢と共に狭くなり圧迫。結果腰痛になると言われています。
ヘルニアとは逆に身体を後ろに反らした時に痛みが強くなればこの脊柱管狭窄症の疑いがあるそうです。
歩いていると段々と足に痺れや痛みが出てき歩行が難しくなりますが、休むと回復。再び歩けれるようになる状態が見られる間欠性跛行(かんけつせいはこう)も特徴の一つとされています。
腰痛を治療、予防する為に
私自身も腰痛に悩まされていた事があります。当時整形の病院で先生から電気をあてるリハビリだけでなく、運動をしっかりするように言われました。
現在腰痛に関するメカニズムも段々と分かってきている様子で、様々な体操が勧められています。
ケンカツ!より
腹筋を鍛えるのも効果的で筋肉がコルセットの代わりになり、腰痛を予防してくれるという話も聞きます。
同じ姿勢を続けるのも良くないので時々座り直しや、寝返りも重要。
また
精神的な負荷も腰痛に影響するようですので、ストレスを解消する事も勧められています。日記を書き続けるだけ腰痛が楽になったという話もありました。
考えてみれば私自身も犬の散歩に行くことはそれほど大きな運動量があるとは思えませんが、外にでる事で気分転換になっているのでしょうか、以前のような腰痛は少なくなっています。
同時に定期的な運動をしている方は生活のメリハリをつける事で、ストレスの解消にもなっているのかもしれませんね。
温泉効果も身体を温め、血行をよくするだけでなくリラックス効果も大きいのではないでしょうか。
簡単な体操で腰痛が治まった話もよく聞きますが、医療機関の診断は重要です。
病状によっては不適切な運動や体操になる事もあるので、自身の状態をしっかりと理解した上で対応していきたいですね。