がん報告見落とし。医師に頼るのは万全か。それでも・・・
昨日テレビで見た「がんの治療」について記事にしていきました。
その後、病院によるがんの報告見落としという報道がありました。
医師に頼る事は決して万全ではないのかもしれない。
以前の記事に書いたのですが、決してネットの情報を鵜呑みにすれば良いとは思っていません。
私自身も知人が体調が悪ければネットで調べて無駄に悪い病気かもしれないとネガティブになるより、とりあえず病院に行っておいたほうがいいんじゃない?なんて思ってしまっています。
しかし、今回のケースでは担当医が専門医に画像診断をして無かった事もあり、自信の専門分野である個所しか注目していなかった事が原因により見落としが起きたとされています。
つまりお医者様も専門外に関しては万全ではないという事になる訳ですね。
報告書の作成が遅れていたという話もあり、医師不足、人手不足も原因の一つになる訳ですが・・・。
人体における専門性の難しさ。
私たちが体調を崩せば当然病院に行くわけですが、その崩した個所によって行く病院を変えます。
例えば、
一般的に風邪を引けば「内科」(喉の状態や人によっては耳鼻咽喉)
腰が痛ければ「整形」
目が充血すれば「眼科」
私自身はめまいが酷い時に、内科の先生から教えて頂き、耳鼻科を受け落ち着きました。
等々個所によって訪れる病院を変えますが、専門性というのは難しい物です。
ストレスが原因で体調を崩したり、腰痛になったり。
知り合いでは頭痛が続いたため何件か病院を回り、重い病気であったなんていう話もありました。
痛みや不調のある個所と原因は違う事もある可能性も出てきます。
AIは決して人から仕事を奪うだけではない。
人口知能が普及すると人の仕事が無くなるという人もいますが、医療の分野において補佐的な利用も出来れば、医師の専門外の分野でも発見が早くなるのかもしれません。
特に人手不足の部分においては大きな助けになるのではないでしょうか。
IBMのワトソンでも今後の重点テーマとして画像解析を上げられていました。
医療ミスというのは大きな問題なのですが、生き物においてミスは付き物です。
当然機械もいわゆる「バグ」も無いわけではないのでしょうが、今後訪れるであろう働き手の不足に役立ってもらいたいものです。
それでも頼りになるお医者様もいる。
だいたいテレビで取り上げるのは悪いニュースで無い限り「名医」と呼ばれる方が多かったりするのですが^^;
以前よく見ていたテレビで「ドクターG」という番組がありました。
実際に医師が診断した病気を、再現シーンのドラマと組み合わせ具体的な病名にたどりつく。そんなテレビ番組です。
こんな症状からこんな病状にはもちろん、
こういう病状だから○○が原因という事も突き止めていくわけです。
聴いた事の無い様な病名はもちろん出てきますが、
私が印象に残っているのが、胃の摘出手術をした女性が上手く栄養を吸収できず、
ビタミンが欠乏し、認知症になったという話もありました。
認知症と言えば脳にばかり着目すると思っていた私にとって、お医者様の凄さを思い知らされた番組でもあります。
そんなドクターGが7月に特集を放送するそうで、テーマが
「働き盛りを襲う病気からあなたを救う!」
・・・歳と共にこういう見出しは怖くなってもきます^^;